自閉症スペクトラム障害(ASD)

自閉症スペクトラム障害(ASD)の症状と特徴

自閉症スペクトラム障害(ASD)は、生まれつきの脳の微細な異常が原因と考えられる神経発達障害の一種です。この障害は、社会的なコミュニケーション能力の低下や、特定の興味や行動への強いこだわりが特徴です。そのため、日常生活や社会生活で困難を感じることが多くなります。自閉症スペクトラム障害には、以前は自閉症やアスペルガー症候群と呼ばれていた障害も含まれており、症状は個々のケースで異なるものの、全体としてはスペクトラム(連続体)として理解されます。

当院での関わり方

自閉症スペクトラム障害が疑われる場合、専門的な診断と治療が求められます。診断には、WAISなどの知能検査を含む複雑な心理検査が必要となることが多いです。当院では現在これらの複雑心理検査を実施することができません。専門的な検査およびそれに基づいた治療を希望される場合は、発達障害を専門に診療している医療機関への受診をお勧めいたします。